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Nishizaki Tomonari

Category: Shop & Items  

Attractions Original Helmet 2013 サンプル完成

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2012年、約1年半を費やし行ったヘルメットプロジェクトによりリリースが実現出来ましたAttractions ORIGINAL HELMET。


お陰様で再生産分まで早期完売する程の大変ご好評を頂きました。




そして、2013年2月に前モデルより帽体、レザー、垂れ革のパターン修正などのマイナーチェンジを施し、更に5種類のカラーバリエーションにてリリースを予定しております。


2013年モデルもStadium Project2をベースに、1日2個ずつしか出来ないハンドメイドFRP成形、鉄のリベット、コルクに吊り天とヴィンテージヘルメットを完全再現致します。


販売価格も前回同様4万円を切るロープライスでのリリースです。



内装のウレタン(ヘルメット内側に巻いてあるウレタン)枚数により56cm-60cmまでのアジャストが可能となっております。


こちらはAttractionsの代名詞ともいえ、全勢力を注ぎ込んだ渾身のヘルメットでございます。







そんな、待ち望んでいたサンプルがいよいよ完成致しました!




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それではAttractions ORIGINAL HELMET製作過程について改めてご紹介致します。
企画立ち上げから約1年半、製造工場、パーツ、職人の方々を探し続け、製作に向け動き出しました。
まずはじめに大変だったのがハンドメイドによるFRP成形と帽体の塗装です。








FRP成形


FRPとはFiber Reinforced Plasticsの略で、Fiber=繊維 Reinforced=強化された Plastics=プラスチック
つまり、繊維で補強することによって強化されたプラスチックの事です。
年月を重ねると共に、時代は大量生産傾向へ移り変わり、インジェクション製法に移行してまいりますが、昔ながらのFRP成型には独特の雰囲気ございます。







全モデルはカラーバリエーションが2カラーございましたが、塗装サンプルとして、塗装のみ、塗装&クリアー塗装、塗装&クリアー塗装&マッドコーティング、の3種類を製作致しました。



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その結果、本生産は塗装&クリアー塗装で行くことに決定しました。



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こちらがFRP成形の際に使用する原型の型です。
ウルトラマンの様な形です。



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そして、こちらが製作工場内です。
入るとすぐに様々なヘルメットの型がたくさん並んでいます。



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まずは手作業でのFRP成形の工程です。
FRPを手作業で濡らしながら型に丁寧に貼り付けながら成形します。
昔ながらのかなり手間のかかるアナログな製法です。



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乾燥させ、型から抜くとこんな感じになります。
これがFRP成形の第一工程です。



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その後、こちらのセクションで電動ノコギリとヤスリで余計な部分を切り取り、帽体のベースが出来上がります。
こちらも手作業にて行う為、職人さんの高度な技術が必要となります。



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細かい工程は省き簡単にご紹介致しましたが、時間と手間をかけFRP成形の帽体が完成致します。



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そして、いよいよFRP成形で一番難しいとされている塗装と仕上げです。
FRPには塗装が乗りにくく、綺麗な塗装、仕上げを行うには特別な技術が必要となります。


まずはハンドスプレーで下地を作ります。
ここがとても重要です。
ムラがでると塗装がきれいにのらないのです。



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その後、凹凸やムラを無くすため、それぞれ違う方法の3種類の洗いが入ります。
経験で培った、手と目で確認しながら洗う事が重要だそうです。



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その後、乾燥させ下地の完成です。



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そして、最終工程がこちらです。
こちらは弊社製品ではございませんが、塗装室で数回に分け最後の重ね塗りを行います。



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ここまでの工程を行い、FRP成形の帽体が完成致します。
やはりインジェクションのものと比べると手間と時間はかなり掛かりますが、インジェクションで制作されたヘルメットとは雰囲気がかなり異なります。



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工程の多さもしかり、それよりも私自身感じた事は、職人さんの愛情と熱意がこもっている事が一番の魅力なのではないかと思いました。
やはりヘルメット製作においても世界で揺るぎない地位に君臨する、日本の素晴らしい技術の一つなのです。











この度リリース予定の2013年モデルもSTADIUM PROJECT 2をベースに当時のパーツ、素材はほぼ完全復刻し、製法も当時のやり方でALL HAND MADE IN JAPANにて製作を目指しました。



あくまでパーツ、製法は再現致しましたがAttractions ORIGINAL HELMETという事でSTADIUM PROJECT 2の完全復刻ではございません。



私達なりに更なるクオリティーの向上とこだわりを加え製作する事を一番に目指しました。








一日2個ずつしか生産する事が出来ない、ハンドメイドのFRP成形により帽体を作成し、熟練された当時の職人さんの手により内装のコルクを製作して頂きました。



更にコルク内側に貼り付けてあるTRUE REDの不織布も当時のモノを完全復刻致しました。



もちろん、ゴムも当時と同じモノを使用し、リベット、スナップは現在のステンレス製のものではなく、鉄製のリベットを作成し、サイズまでも当時と同じものを使用しております。



最後に1950年-1960年に多く存在した合皮のアゴ紐部分のカンは大事な部分だと考え、Attractionsにて完全複製を製作し、使用しております。









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この様に職人さんをはじめ、たくさんの方々のご協力のもと、このプロジェクトを実現させる事が叶いました。
前モデルもリリースする直前に製作に向けての苦労話や思い出話などをメーカーさんとお話させて頂きながら、至福の一時を過ごさせて頂いたのは大切な思い出でございます。










是非とも2013年モデルのAttractions ORIGINAL HELMETもご期待下さいませ。
今週より各Attractions Dealer様でご予約を開始致します。
生産数にも限りが御座いますので、気になる方は是非ともお問い合わせ下さいませ。




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気になる方はAttractions Dealer様へお問い合わせ下さいませ。
よろしくお願い致します。




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